神社名 | 白幡大神 |
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御祭神 | 誉田別命 天之御中主命 武御名方命 |
住所 | 千葉県千葉市稲毛区 萩台町128番地 |
電話番号 | 043-224-2211 |
公式サイト | - |
神社庁サイト | 白幡大神 |
地図 | GoogleMapで表示 |
緯経度 | 35°38′08” 140°7′34” |
千葉市内を妙に無駄なルートで走っている千葉都市モノレール。懸垂式モノレールとしては総営業距離が世界最長とのことですが知らない人も多いのではないでしょうか。最近ではスペシャルコラボラッピングモノレールなんてことも始めて萌えキャラによる町おこしにも貢献?しているようです。そのモノレールの車両基地が千葉市動物公園の南側にあり、そこから東側に見える小高い丘の上の林の中に白幡大神があります。
白幡大神は少し分かりにくい場所にあります。モノレールの車両基地の南側からスポーツセンターに向かい上り坂を登りきったら左に向かいます。細い道を50m程進むと左側に見える石造りの鳥居が白幡大神の鳥居です。平成7年奉納となっていました。
鳥居の足元には礎石らしきものがありました。以前の鳥居の跡でしょうか?
鳥居から社殿まではまっすぐに参道が続いています。両側は大きな木にかこまれて一帯は保存樹林に指定されているようです。右側は民家になっています。
参道をまっすぐ進むと拝殿です。茶色のトタン板で囲まれた社殿の正面は青い扉が固くしまっており中は全く見えませんでした。手前の石燈篭が崩れているのは震災の影響でしょうか。
狛犬は震災の影響がなかったのかしっかりと台座にのっていました。奉納時期は昭和2年。現在の住所は稲毛区萩台町ですが当時は都賀村萩台であったことが台座に掘られた住所で分かります。
社殿の右側にある手水舎は新しそうなものですが、石製の水盤は奉納時期は不明ですが古そうでした。
拝殿と本殿は別の覆屋になっています。本殿も拝殿と同様にトタン製の覆屋のようですが、本殿のほうは半透明のプラスチック製で安物感がただよっています。
拝殿はしっかりと扉が閉まっていて中は見えませんでしたが、本殿の覆屋はオープンな造りで出入り自由。
本殿の右側にはボロボロのお神輿が置いてありました。大きさからして子供神輿でしょうか。放置具合から見ても再び担がれることはなさそうです。
境内社の紹介です。まずは子安大明神。白幡大神の中で唯一屋寝付きの高待遇。
諏訪大明神です。御祭神のうち「武御名方命」がこちらの神様なのでしょう。千葉県神社庁のサイトによると大正3年2月25日に合祀されたものとのこと。
「天之御中主命」が御祭神なのは妙見尊でしょうか。こちらも諏訪大明神と同様に大正3年2月25日に合祀された妙見神社と思われます。
稲荷大明神です。諏訪大明神と妙見尊以外の境内社については御由緒が書かれていませんでしたが、おそらく近隣にあったものが集められたのでしょう。