神社名 | 浅間神社 |
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御祭神 | ? |
住所 | 千葉県千葉市花見川区 幕張町2 |
電話番号 | - |
公式サイト | - |
神社庁サイト | - |
地図 | GoogleMapで表示 |
緯経度 | 35°39′43” 140°03′02” |
千葉市最西端にある神社の道祖神社を探している時に見つけた神社です。Webの地図にも神社名が表示されておらず、神社庁のリストにも載っていないため神社名は不明でしたがおそらく浅間神社であると思われます。地図に載っていないということでたどり着くのが難しそうですが、西の谷小学校の東側の通り沿いから鳥居が良く見えるので簡単に見つけることができます。
西の谷小学校側の通りからは小山に沿うように鳥居が見え住宅街の中に木々が繁る小山と鳥居を目にしては神社好きとしては立ち寄らずにはいられない雰囲気です。
木が繁っている小山を正面?からみると左に鳥居正面に階段があります。
とりあえず前の通りから良く見えた鳥居に向かいます。鳥居は石製のもので神額もなく奉納時期も掘られていませんでした。
鳥居の横にある石碑は「小御嶽磐長姫」。古事記では「石長比売」ですね。
さらに進んで行き止まりには「浅間大神」の石碑。ということでここは富士山信仰の「木花咲耶姫」とその姉である「磐長姫」を祀っている場所のようです。
一度下山?し正面入口の階段を上ります。木々の中に石造りの古い階段が続き、期待させる雰囲気です。
階段を上りきると広い場所になっており、正面に石の柵で囲まれた神社?がありました。
手前にあった水盤には文政13年と掘られていました。かなり古い神社のようです。
柵の中には石でできた社殿(祠?)がありました。赤く塗られた祠は崩れており下の部分は地面に落ちていましたが、台の上には発泡酒が供えてあり今でも参拝する方がいるようでした。
柵で囲まれた社殿の右側にさらに高くなっている場所があり「浅間大神鎮座」の石碑が倒れていました。浅間大神や小御嶽磐長姫の石碑が残っていることから、この小山を富士塚と見立てて地元の富士山信仰の拠点としていたようです。今は高い建物が多くなってしまい遠くまでの見晴らしはありませんが、かつてはこの小山から富士山を見ることができたのではないでしょうか。