神社名 | 子守神社 |
---|---|
御祭神 | 稲田姫命 素盞嗚命 大己貴命 |
住所 | 千葉県千葉市花見川区 幕張町2丁目990番地 |
電話番号 | 043-272-1351 |
公式サイト | - |
神社庁サイト | 子守神社 |
地図 | GoogleMapで表示 |
緯経度 | 35°39′38” 140°3′9” |
幕張の町は国道14号線を境に埋め立て地区で近代的な街並みである海側と昔ながらの街並みが残る山側で街の雰囲気が大きく変わります。今回参拝した子守神社は山側の県道57号線とJR線路の間に位置し創建時期は不明ですが最古の記録が建久四年(1194)ということで歴史のある神社であるようです。子守神社は「こもりじんじゃ」と読んでしまう人が多いようですが「こまもりじんじゃ」が正解です。ちなみに、神社庁所属の神社としては千葉市最西に位置する神社になります。
県道54号線沿いにあるガソリンスタンドの交差点を曲がりますが目立つ赤い看板があるため見逃してしまうことはないでしょう。
県道57号線を曲がり直進すると見えてくる白い石製の新しい鳥居は平成11年11月に奉納されたもの。
鳥居をくぐり参道を進むと右手に駐車場があり、その奥中央に子守神社の社殿が見えます。向かって右手は天神社。左手には社務所があり、大きな木は御神木の雄の大銀杏で樹齢は200~250年とのこと。
天神社の裏手にある神輿殿は前面がガラス張りになっており中のお神輿が見えるようになっていました。
社殿手前右手にある手水舎は龍の口タイプで水盤は平成元年9月に奉納されたものです。
玉乗り型の対はやはり子供と一緒です。この狛犬は平成3年に奉納されたもの。
平成16年に再建された社殿で拝殿と本殿覆屋が一体になっているタイプです。
本殿覆屋はガラス張りになっており中の本殿が見えるようになっています。このような覆屋は初めてみました。
社務所ではお守り等が置いてあり千葉市の神社では珍しく御朱印も頂けます。
社務所の向かいには古い手水舎があり手前には力石と思われる石が置いてありました。境内を新しくする以前のものでしょうか。
神社によくある忠魂碑。この地域でも戦争に行かれた方が多くいらっしゃったようです。
社務所の奥にある境内社の稲荷神社です。石造りの社殿は新しそうなのでこちらも子守神社再建時に新しくされたものかもしれません。
奉納時期は不明でしたが、頭に何かのせている珍しい狛犬でした。
子守神社の社殿に向かって左側にある厳島神社です。鳥居は木製のものですが奉納時期は不明。
社殿の周りは厳島神社らしく池で囲まれています。鳥居をくぐり石製の橋を渡ると社殿ですが、こちらも新しく建て直されたもののようです。子守神社の境内は全体的に綺麗でさっぱりとしています。木々に囲まれた古い神社に魅力を感じる私としては住宅地の中の奇麗な神社だと物足りないのですが、社殿を含めた境内を新しくできるということは地元の方々には大事にされているということなのでしょう。私が参拝している間も他にも多くの参拝者が訪れていました。