神社名 | 稲荷神社(赤井稲荷) |
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御祭神 | 倉稲魂命 |
住所 | 千葉県千葉市中央区 赤井町156番地 |
電話番号 | 043-264-0821 |
公式サイト | - |
神社庁サイト | 稲荷神社 |
地図 | GoogleMapで表示 |
緯経度 | 35°34′9” 140°9′21” |
赤井町と大厳寺町の町境には生実池に向かう川が流れており、その両岸は田畑がひろがるのどかな風景が残っています。周囲には昔ながらの農家と思われる大きな家が続きその集落の中に稲荷神社があります。ちょうど稲荷神社のある場所はこの辺の交通の要所となっており交通量も多いのですが、道路からは鳥居や社殿を直接見ることができないので、意外とこの場所に神社があることを知らない方も多いのではないでしょうか。
稲荷神社の西側が表参道の入口のようです。神社の案内がなにもないので私も気づかずに通りすぎてしまいました。
参道を進むと石造りの鳥居がありました。鳥居は参道が長く続いた奥の左に曲がった場所にあるため表の通りからは見えません。新しい鳥居に見えましたが昭和10年奉納のものです。参道の周りに木が切り取られた跡が残っていました。以前は参道の周りにも木が繁っていたのでしょう。
鳥居をくぐり左に大きく曲がりその先に石造りの階段が続きます。
階段を上ると木々に囲まれた境内です。しかし、神社で良く見る狛犬がありませんでした。
階段を上って右側にある水盤は天正6年に奉納されたものです。水道蛇口タイプで、排水用の塩ビ管まで接続されています。
境内には「蘇我小学校発祥之地」の石碑がありました。現在の蘇我小学校は蘇我駅の近くにあり、ずいぶん遠くなってしまいました。
境内社は向かって左から「子安社」「天神社」「金刀比羅大権現」「痘瘡神」「道祖神」「八坂神社」です。
稲荷神社というと真っ赤な社殿を思い浮かべてしまいますが、落ち着いた色の拝殿でした。
今でも住んでいるのか不明ですが、拝殿の屋根にスズメバチの巣がありました。
拝殿とつながっている本殿は拝殿と一緒に昭和44年に改築されたもののようです。西側の参道入口が分かりにくいので初めて参拝する方はこちら側を目指すほうが簡単にたどり着くことができます。